花盛り人の笑いに背を向けて

桜は八分咲き。

陽射しはやわらかく、街には人があふれている。

楽しげな会話が行き交い、

誰もがこの季節を当たり前のように受け取っている。

その中で、私はどこか心が晴れず、

理由を探すように自転車を走らせていた。

穏やかな景色は、そこにある。

けれど、受け取る心が曇っていれば、

それはないのと同じになる。

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